信頼について
きょうは信頼について。
将来のこと、未来のことについての記事や文章をよく読んでいて、最近よく見る「信頼」という言葉。
きょうは、信頼について考えてみたい。
これからの経済は間違いなくゼロ成長。それどころか、既に経済は飽和しているのでマイナス成長になる可能性もある。
企業は、拡大につぐ拡大、前年比の達成をし続けるビジネスモデルよりも、持続的継続的にビジネスを維持していくことが必要になる。要は、サスティナビリティが企業を運営していく上で、さらに大切になってくるのでは?
そのためには、消費者との間に「信頼」という絆が不可欠だ。そして長いスパンで、関係を築くこと、それが信頼。
「信頼」というと綺麗事のように感じるが、ただ人を信じ愛しましょうという信仰的な話ではなく、信頼に基づく社会にしたほうが、トータルで利益やメリットが大きい、という訳だ。
もう有名な本だが、未来の価値観の変化をずばりと言い当てている本が、糸井重里著の「インターネット的」。
- 作者: 糸井重里
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/11/06
- メディア: 文庫
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そして、それを深掘る形で「正直ものはばかをみるのか?」に答えを出した名著がこちら。
- 作者: 山岸俊男
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1999/06
- メディア: 新書
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最後に、少し方向性はずれるが、これからの消費行動について、世界の最先端をいくアメリカの事例で時流をとらえた一冊。
- 作者: 佐久間裕美子
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2014/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いずれも大変大変おすすめ。
私としては、信頼に基づく社会こそが未来の世の中なのだと思います。もちろん、性善説と片付けられてしまう批判も承知しています。
つぎは、クリエイティブでインディペンデントな人が集まると言われる、アメリカの「ポートランド」について。
優れた都市再生事例、DIYやメイカーズブームの先駆けともいえる最先端の都市で、全米で最も住みたい街にも選ばれている、とてもすてきな場所。クリエイティブシンキングの住むところ、なんて言われています。